- おみなえし
- おみなえし【女郎花】※一※(1)オミナエシ科の多年草。 山野に自生。 高さ約1メートル。 葉は対生し, 羽状に全裂。 夏から秋にかけて茎頂に, 黄色の小さな花が傘状に群がり咲く。 漢方で干した根を利尿剤とする。 秋の七草の一。 オミナメシ。 ﹝季﹞秋。(2)襲(カサネ)の色目の名。 表はたて糸が青, よこ糸が黄で, 裏は青または萌黄。 秋に用いる。※二※ (枕詞)オミナエシの花が咲く意から, 地名「佐紀」にかかる。
「~佐紀沢に生ふる花かつみ/万葉 675」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.